略語

用語集

移動平均(MA)

テクニカルチャートのひとつ。過去一定期間の価格から平均値を算出し、折れ線グラフで表示したもの。短期的な変動を平滑化し長期的なトレンドやサイクルを把握できる。過去の平均をとっているため実際の価格変動よりも遅くなる。
 

移動平均収束拡散法(MACD)

MACDとも呼ばれる。基本となる「指数平滑移動平均線(MACD)」と、MACDの移動平均線である「シグナル」と呼ばれる2本の線の推移で相場判断をする。相場の大きな動きを読みやすいため、トレンド形成時に相場の反転ポイントを見極めやすい。
 

イングランド銀行(BOE)

英国の中央銀行であり、その動向が英国ポンド(GBP)の価値に直接影響する。
 

ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)

アメリカ合衆国南部のテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油の総称。テキサス・ライト・スイートとも呼ばれる原油のグレード。
 

FFレート(FFR)

米国の民間銀行が連邦準備銀行に預け入れるべき資金が不足している場合に、民間銀行間で資金を借りる際に適用される短期金利のこと。連邦準備制度理事会(FRB)が市場を調整するための政策金利であり、日本でいう無担保コール翌日物金利に当たる。
 

欧州中央銀行    (ECB)

ユーロ通貨圏の統一的な金融政策を担う中央銀行。
 

オーストラリア準備銀行(RBA) 

オーストラリアの中央銀行であり、その動向はオーストラリアドル(AUD)の価値に直接影響する。
 

カナダ銀行    (BOC)

カナダの中央銀行で、その動向がカナダドル(CAD)の価値に直接影響する。
 

金融行動監視機構(FCA)

英国のすべての金融機関に対して、金融行為規制と健全性規制を行う金融監督機関。世界屈指の厳しい審査と厳格な規定があるため、FCAライセンスを取得できた金融機関は一定の信頼が得られる。
 

金融政策委員会        (MPC)

英国の公定歩合を決定するために毎月開催されるイングランド銀行の小委員会。
 

小売物価指数(RPI)

あらかじめ選ばれた家庭用品の価格に基づいて、インフレ率を測定したもの。
 

国際通貨基金(IMF)

マクロ経済政策・為替政策の監視・国際収支が悪化した加盟国に対して融資をするなど、金融政策をフォローする国際機関。
 

国際標準化機構(ISO)

日本を含む各国の標準化組織から構成される国際的な規格設定機関。
技術や食品安全・農業など様々な分野の世界共通基準を定めることで国際貿易の発展に寄与する。 

 

国内総生産(GDP)

一定期間内に国内で生産された付加価値の総額。付加価値とは、サービスや商品を販売した価格から原材料などを差し引いた価値=儲けのこと。国ごとの経済活動の大きさを測る指標となっており、経済状況の良し悪しを端的に知ることができる。 
 

純資産価値 (NAV)

取引口座において、総資産から負債分を差し引いたもの。
 

スイス国立銀行(SNB)

スイスの中央銀行であり、その動向はスイスフラン(CHF)の価値に直接影響する。
 

SWIFT(Society for World-wide Interbank Telecommunications)

外国為替決済のためのグローバル電子ネットワークで、送金や決済時に金融機関を識別するための個別コード。 
 

ストップロス・オーダー(S/L)

損切するレートを事前に決めて、そのレートに達した時に自動で決済する注文方法。
 

世界貿易機関(WTO)

国際貿易の監督と自由化を目的として設立された国際機関。世界各国が自由に貿易できるように貿易交渉や紛争解決のシステムを設立する。 
 

相対力指数(RSI)

テクニカル指標のひとつ。終値の上昇と下降を比較することで、相場が上昇・下降のどちらの勢いが強いかを計測する。数値は0%~100%の間で推移し、70%以上は買われすぎ、30%以下は売られすぎとされている。 
 

単純移動平均 (SMA)

一定期間の平均価格を計算して線で結んだもの。平均価格を利用することで、短期的な日中の変動ではなく、長期的なトレンド(方向性)を把握しやすくなる。 
 

中国人民銀行(PBOC)

中国の中央銀行であり、その動向は中国人民元(CNY)の価値に直接影響を与える。
 

テイクプロフィット・オーダー(T/P)

利益確定するレートを事前に決めて、そのレートに達した時に自動で決済する注文方法。
 

電子決済(EFT)

現金ではなく、電子データの送受信で決済すること。(Electronic Funds Transfer)
 
 

ドイツ連邦銀行(BUBA)

通称ブンデスバンク。ドイツの中央銀行であり、欧州中央銀行システム(ESCB)の主要参加銀行。
 

東京銀行間金利(TIBOR)

銀行間取引金利のこと。銀行がほかの銀行に無担保資金を貸し出す際に提示する金利をもとにしている。
 

トータル・リターン・スワップ(TRS)

原資産から生まれた株価のリターンや配当などと、金利を交換すること。
 

日本銀行    (BOJ)

日本の中央銀行であり、その動向は日本円(JPY)の価値に直接影響する。
 

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)

ニュージーランドの中央銀行であり、その動向はニュージーランドドル(NZD)の価値に直接影響を与える。
 

非農業部門雇用者数 (NFP)

米国が毎月発表する雇用統計の1部。非農業部門の事業者の給与支払い帳簿をもとに集計された、雇用者数の変化を測定した経済指標。
 

米国預託証券(ADR)

米国の投資家が米国以外の企業の株式を米ドル建てで保有できるように作られたもの。
外国企業の株式の預託機関である米国の銀行または信託銀行によって発行され、通常の米国株式と同様に売買が可能となる。
 

米ドルインデックス(USDX)

主要通貨に対する米ドルの価値を指数化したもの。
 

連邦公開市場委員会        (FOMC)

米連邦準備制度理事会(FRB)のメンバーで構成される委員会で、年に8回開催され、金融政策を協議・実施する。
 

連邦準備制度(FED)

米国の連邦準備制度(中央銀行制度)のこと。連邦準備理事会(FRB)、連邦公開市場委員会(FOMC)、全米12地区の連邦準備銀行(FRB)から構成される。
 

連邦準備制度理事会(FRB)

米国の中央銀行に相当する機関で、日本でいう日銀にあたる。FRBの動向は投資家からも大変注目されており、世界経済を動かすほど大きな影響力がある。
 

連邦預金保険公社(FDIC)

米国の加盟銀行における所定の預金を保護するために政府が運営する機関。加盟銀行の預金を銀行の破綻から保護する役割を担っており、預金者一人当たり10万米ドルの預金保険を提供している。
 

ロンドン銀行間取引金利    (LIBOR)

英国の銀行間市場での資金取引の銀行間平均貸出金利のこと。2021年12月末に廃止されるまで、金融機関がユーロ市場で資金調達する基準金利であった。米国のフェデラル・ファンド・レートとほぼ同等の水準。
 

ロンドン国際金融先物取引所    (LIFFE)

国際金融商品の先物取引所。現在は、ICE Futures Europeに統合されている。